JJ1CKNのワークライフ・アンバランス

アマチュア無線などの趣味や日常の出来事を綴っている備忘録です。

MLA始めました。(その2)

自宅に帰った際、ビニール線を調達しましたので、早速休日にMLAのセットアップをしました。

一軒家もアンテナを建てるのは、ご近所の方々の理解が無いと難しいのですが、アパマンの場合、ベランダから飛び出る竿のワイヤーアンテナなどは、家主の許可を頂ける可能性は低いし、まして同じ棟の住民の方々に個別に話すと、かえって厄介なことになりそうです。

MLAはベランダに置くので、落ちる心配はなさそうですし、手すりは全て覆われて外から見えない物件にした為、ステルス性も高いです。とはいうものの、こんな形なのでどうやって設置するか悩んだ末、これにしました。

屋根馬 RB35S

ホームセンターで1.5k円程度でした。アンテナにはマストを取り付けられる様にUボルトが付いていますので、エンビパイプで屋根馬と接続します。あとはクレモナロープで、エアコンや排水溝、洗濯干し器具?などに縛り付けます。これで飛んで行ってしまうことはありませんし、強風時や長期で部屋を開ける際には、屋根馬をよじって倒すこともできるのでFBです。

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解放部が広くないので外からは全容が判りません。でも直径が1m程あるので、それなりに存在感はありますが、無線のアンテナには見えない?気がします。

モーターと室内コントローラーをつないでみました。

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(長いビニール線をつなぐ前の画像)

工作しているようで楽しいです。コントローラーも自作感たっぷりでナイスです。心配していた同軸の引き込みは、エアコン設置用の穴を利用しました。(これでエアコンは付けられません。アララ。)ここまで2時間弱で完了しました。

さて、先ずはノーマル状態で確認します。21-28MHzが使用できる範囲なので、先ず21MHzからテストです。トロンボーンコンデンサーの位置を、21MHzの印までコントローラーを使って動かします。「ギュウギュウギュウ」と唸りながらねじ切ったロッドが廻るのですが、結構賑やかなので、夜中はちょっと心配ですね。

ほどなく共振点らしきところに来るとSWRがストンと落ちました。あまりに見事に落ちたのでびっくりです。

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廻している間はモーターのノイズをガーガーと拾います。共振点にくるとそれなりに聞こえている感じがします。早速FT8の周波数に合わせてみました。Qが高いので共振点が狭いですが、FT8で発射しながら調整出来るので苦はありません。もっともCWやPHONEでは苦労しそうです。

21.074に合わせるとBVが+08で見えます。これは使えるかも?と期待大です。試しに5Wでコールしたところ、-22でリターンがありました!「こりゃすごい」

お次は14MHzでテストします。ところが。。(続く)