JJ1CKNのワークライフ・アンバランス

アマチュア無線などの趣味や日常の出来事を綴っている備忘録です。

K3Y 2019 Celebration

SKCC毎年恒例の創立記念イベント。”K3Y”が1月2日から31日まで行われています。
この間、特別なコールサイン、「KEY」にちなんだ”K3Y”がSKCCに与えられています。
このイベントは、期間中、Wに拠点を置く”K3Y”と世界中の”K3Y”参加局とのQSOを行い、ストレートキーの楽しさを知ってもらい、広めることを目的としています。
 
□K3Y局
K3Y/0 ~K3Y/9 の10局
K3Y/KH6
K3Y/KL7
K3Y/KP4

□K3Y-DX局
K3Y(AF,AS,EU,NA,OC,SA)の6大陸のオペレーター

つまり、これらの局とどれだけQSOが出来るかのゲームと言うわけです。

QSO方法
RST+(地域or国)+OP名+SKCC NR

□入賞部門
1)US K3Y stations:
K3Y/0~9全てをcfm
2)US Possessions K3Y stations:
  K3Y/KH6 , K3Y/KL7 , K3Y/KP4をcfm
3)DX K3Y regions:
K3Y-AF , K3Y-AS , K3Y-EU , K3Y-NA , K3Y-OC , K3Y-SAをcfm
4)All US possessions K3Y stations:
 K3Y/0~9 , K3Y/KH6 , K3Y/KL7 , K3Y/KP4をcfm
5) All of the K3Y stations worldwide:
 All USに加えDX K3Y regions全てをcfm

皆さんWinnerを目指して、1年でもっともアクティブとなる月になります。内容はコンテストの類とも言えます。

□運用日時を公表
K3Yのオペレーターは、事前にオペレートする日時を公表します。(恐らく)待っている局がいるので、予定通りに運用しなくてはなりません。20mでは出勤前の約30分が勝負です。
 
□JPNは私だけ
SKCCはW局が圧倒的に多く、(彼らから見た)DXはとても少ないです。ASIAはK3Yオペレーターが4Xと私の2局しかいません。つまり人気者?と言うわけです。

□日々QSOデータをアップロード
リザルト、スロットは都度更新されます。従ってオペレーターは早急にログデータを送る必要があります。遅れると待っている局から『まだか?』とメールが来ることもあります。
 
 
□Sked Page
このSked Pageは普段から使われているのですが、K3Yの時は多くの局が出現します。ここでオンエアする周波数をアナウンスすると、NEWの局が呼んできます。チャットページもあるので、リクエストも来ます。
「今お前を呼んでいるぞ!」「聞こえるか?」「俺が呼んでいるのにビッグガンがかぶさっている!」「18mは出られるか?」など、QSOの最中もSked Pageにメッセージやチャットが飛び込んできます。QSOしながら返事を返すので、QSOはスロースピードなのに忙しいです。
(^^;
もちろん英文は苦手なので、あらかじめ作ってあるあんちょこをペタペタ張りながら返事をしています。


 
□ピックアップが難しい
ストレートキーやバグキーでパイル(と言うほどではありませんが)を受けると、スピードの違いだけでは無く、エレキーと異なり、符号間隔の違いや癖やあるので、とても判り難いです。さらに、メンバーの多くが小パワーで有る為、平均して信号が弱く、QSBの谷間で符号が聞こえなくなる時間が長くなります。従って、何度もAGNを繰り返すことになり、根気が必要なQSOとなります。

□それでも楽しい
QSOが終わるとSkedに「ありがとう!初めてASが出来た!」とメッセージが届いたりします。これはとても嬉しいですね。昨年は1か月で143局のメンバーとQSOしましたが、残念ながら入賞は出来ませんでした。今回は3度目のオペレートなので、1部門でも入賞したいと思っているのですが、時間や出られるバンドの制限があり、難しいかもしれません。それでも貴重なASを提供できるとなると、頑張っちゃいます。
世界的にはメジャーなクラブですが、日本ではほとんどメンバーがいません。ストレートキーという制約はありますが、ほとんどがQRSなので、ゆっくりとしたCW本来の楽しさをDXで出来る醍醐味があります。興味のある方はぜひWEBをご覧ください。