JJ1CKNのワークライフ・アンバランス

アマチュア無線などの趣味や日常の出来事を綴っている備忘録です。

エレベーターワイヤーの損傷対策完了しました。

年明けに発見した、エレベーターワイヤーの損傷ですが、ガイドでこすれることが判明した為、これを回避する方法を検討しておりました。

 

標準仕様ではワイヤーがガイドにあたり、摩耗するのは避けられませんので、ローラーを使ってワイヤーがスムーズに動く様にしてはどうかと考えました。

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ネットで調べて見ると、両端がラッパ型のローラーがあったので、イメージを描いてみました。

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ワイヤーが左右に動く様になりますが、ローラーの幅よりもウインチを移動するワイヤーの振幅が大きいと、ローラーから外れてしまう可能性があります。長いローラーは、直径も大きくなり、製作・取付の難易度が高くなります。また、ローラーも簡単に取り付け出来るものでなくてはなりません。

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https://www.monotaro.com/g/04277523/

この様なアルミ製のローラーが良さそうです。

思い悩んでいるところにで、金属加工のお仕事をされている、CWのお友達の”Take”さんに相談したところ、快く引き受けて頂くことになりました。

 

"Take"さんに、今までの経緯や状況をご説明したところ、この様な案を頂きました。これなら左右に動いても外れることは無さそうです。

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この案で作成して頂いたのがこちら。

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素晴らしい仕上がりです。ステンレス製でしっかり溶接がされ見た目が綺麗ですね!これなら錆びることがありません。

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見事に収まりました。肝心のワイヤーはというと。

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ワイヤーがうまくローラーに当たっています。ワイヤーの位置が、標準のガイドの取付場所よりかなり左に移動しました。ガイドが削れてしまう訳です。

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ワイヤーが一番左側に行くと、タワーと直角のローラーに当たりクルクル廻ります。これでワイヤーを痛める心配はなくなりました。

アルミのローラーの動きは軽いので心配ないと思うのですが、念のためグリスアップしたいと思います。

これでスムーズに昇降出来るようになりました。この安心感は絶大です。”Take”さん。ありがとうございました!