さて、指定変更の許可がおりたので、いよいよ準備にかかります。試験電波発射届けを提出する前にダミーロードをつないでリニアアンプのテストを行います。
変更申請をした各バンドでエキサイターとの整合状態、出力の確認をしました。
電源電圧は各国に合わせて多彩に設定されており、オーダー時に選べます。私は部屋にエアコン用の単相200Vが引いてあるので200Vをオーダーしました。
重量は22kgで、”真空管”としては並みだと思います。大きさはTS990より若干高いくらいです。電力増幅度は12.5dbと表記されています。
気になるスプリアス特性は1.8-28MHzで-50dB以下。50MHzで-66db以下。IMDは-35db。
さて、まさかのテストで急にパワーが出なくなりました。インジケーターにはエラーメッセージが。マニュアルで調べたところ出力側のリレーが故障した様です。まさかこんに早くも監視機能が役に立つとは。。。
と言うわけでショップに逆送となりました。診断は早かったものの、部品が来るにはしばらく掛かりそうです。