JJ1CKNのワークライフ・アンバランス

アマチュア無線などの趣味や日常の出来事を綴っている備忘録です。

1KW免許へ向けて(2)

さて、指定変更の許可がおりたので、いよいよ準備にかかります。試験電波発射届けを提出する前にダミーロードをつないでリニアアンプのテストを行います。
変更申請をした各バンドでエキサイターとの整合状態、出力の確認をしました。
実はこのリニア。全ての情報はこのインジケーターに表示されます。多くの箇所にセンサーが取り付けられていて、監視が極めて容易です。さらにチューニングは表示されるキャラクターを中心に合わせるだけであっと言う間に終了します。また、ファンやリレー(真空式)の音は某国内メーカーの半導体式リニアよりはるかに静かです。

電源電圧は各国に合わせて多彩に設定されており、オーダー時に選べます。私は部屋にエアコン用の単相200Vが引いてあるので200Vをオーダーしました。


重量は22kgで、”真空管”としては並みだと思います。大きさはTS990より若干高いくらいです。電力増幅度は12.5dbと表記されています。
気になるスプリアス特性は1.8-28MHzで-50dB以下。50MHzで-66db以下。IMDは-35db。

さて、まさかのテストで急にパワーが出なくなりました。インジケーターにはエラーメッセージが。マニュアルで調べたところ出力側のリレーが故障した様です。まさかこんに早くも監視機能が役に立つとは。。。
 
と言うわけでショップに逆送となりました。診断は早かったものの、部品が来るにはしばらく掛かりそうです。