JJ1CKNのワークライフ・アンバランス

アマチュア無線などの趣味や日常の出来事を綴っている備忘録です。

Skimmer始動!

この1週間、帰宅後Skimmer導入に向け、格闘していましたが、今日なんとかオンエア出来るところまでこぎつけました。
 
KMCさんとアイボールして、すっかりSkimmerの虜になってしまい、「えいっ」とばかりに、RSP2を購入しましたが、案の定苦戦しました。(ほんとにPCは苦手です。)
 
1)本体とPCをつなぐ。
その前に、こんなもので本当に使えるのか?というのが印象です。と同時にどんな世界が広がっているのか期待してしまいます。接続はCQ誌2016年12月号に掲載されている、JE1FRCさんの記事を参考にしました。
アンテナを接続する、SMAなんてコネクタは持っていません。さらにJH8RZJさんのブログによると、HPF、保護回路、ATTが必要らしいです。
HPFは今回おまけで付いてきたのでOK。保護回路とATTは作ることにしました。SMAコネクタを含み、全パーツを”マルエツオンライン”で購入しました。ここは抵抗1本まで購入出来て便利です。3,000円以上で送料無料でさらにお得感があります。まさに秋葉の通販です。とりあえずは身の回りのもので接続実験です。
本体とPCをつなぐUSBケーブルが無いので、B・STYLE(ブックオフ)に行き、108円購入。(庶民の味方)
 
さてSDRunoです。SDRunoは色々遊べそうですが、複雑で私には向きません。
そこで見た目にも判りやすいHDSDRplayをインストール。Skimmerを使うにも必要なようでです。
ところが、帯域いっぱいがノイズで、アンテナをつながなくてもこの状態。どうしたら良いか途方に暮れました。(知識というより理解力の問題)この時点で不良品ではないかと疑ってしまい、販売店に問合せしてしまいました。
 
売店はとても親切です。
『センターのノイズですが、これはSDRにつきもののDCスパイクです。
局発(LO)のところにノイズが発生します。そのため、実際に受信される場合は、TUNEがLOと重ならないようにしてください。(10-20kHz程度ズレるように設定願います。)SDRunoの仕様で、TUNEとLOが重なってしまうことが多々ありますが、将来のアップデートで解決される予定です。』
あぁ恥ずかしい。でもなるほど。確かにそうでした。さらに帯域が変えられることもわかりました。とりあえず聞こえました。
 
2)Omni-rigでTS990Sとダイアル連動
COMポートがHAMLOGと競合していますが、よく考えるとRS232Cが空いているので、あとでつなぐことにして、動作確認。どっちでも操作が出来て、これは便利です。この時点でやたらと感度が良く、ノイズを拾うため、HDSDRplayのDevice Conrollerで感度調整。さらにCalibrationでS-meterをTS990Sと合わせました。
 
3)いよいよSkimmer
まずは標準仕様の3KHzで確認。おおっ!見える。感動です。でも帯域が狭くてこれでは不便です。帯域を広げるにはVSPE (Virtual Serial Ports Emulator)が必要とのことらしいのですが、Windowsの標準デバイスで動かしても、さっぱり駄目です。(ここが素人)なんとかならぬものかと、しつこくやってもダメでした。
早々にVSPEを使えばいいものを、一晩無駄にしてしまいました。
結局はVSPE を導入し、無事帯域が広がりました。
 
なるほど、ちゃんとコールサインが出ます。599を拾うのですね。デコードも思いのほか正確です。パイルアップで見てみたいですね。
 
4)付属機器完成
今日、部品が届きました。ちょうど休日なので、作ることに。おまけのHPFも組み込みこんな具合になりました。それにしても感度がいいです。TS990Sで微かな信号でもデコードします。こいつ小さいくせして凄いです。信号が強い時はATTで快適に使えるようになりました。また、送信時には保護回路が効いて、RSP2の破壊を防いでくれます。送信もOKです。
 
 
左が作った箱。やっとSkimmer始動です。
 
5)雑感
・分配器による利得低下はちょっと気になります。微弱信号の時は切り替えることにします。
コールサインが表示されるまで遅い気がします。若しくは表示されないときも。これは恐らくコールサインを打っていないか、通常のQSOコールサインが判別できないのかな?
でも、CQ連発の時も表示されないこともあるし、良く判りません。パイルの時どうなるかですね。
 
でも、なんとか出来てやれやれです。
 
□参考のWEBサイト、ブログ(ありがとうございます)