昨日発見された、摩耗によるプーリーの交換と、未完了の作業を行いました。今日も早々に業者の方が到着されたので、OMにお願いしていたヘアピンを受け取りに行ってきました。戻ってくると既にプーリーとマウントが交換され、ワイヤーの巻き直しをしているところでした。ワイヤーの状態を確認していると。。。
異常が発見されました。何かに引っ掛かったのか、こじれたのか、変形していました。思い当たる節がないのですが、エレベーターの下げ止まったところが、タワーのトップ付近に位置するので、どうやっらプーリーあたりに問題があったかもしれません。交換するワイヤーは現在と同様の、標準より1mm太い5mmのステンレス製です。1週間程度かかるそうなので、作業はまた後日となりました。
とりあえずワイヤーはこのままにして、頂いたヘアピンをVDPに取り付けました。インピーダンスはコイルを伸び縮みさせることで20~30Ω変えられそうです。コイルを調整すると、最良で1.2迄落ちましたが、共振点が100KHzほど下がってしまいます。延ばすと共振点は上がりますが、当然ブロードなってしまいます。さて、どうするか。とりあえずヘアピンは付けたまま次の作業に取り掛かりました。
次はダイポール用のポールに滑車を取り付けます。滑車はホームセンターで汎用のLアングルと組み合わせて作りました。約11mのポール(フジインダストリーFAP612E)に、4m弱の単管を継ぎ足してあるので重量が重く、一人で上げ下げは危険というより無理です。(なにせ力が無い)
今までは、ロープで作った輪にエレメントを通していた為、上げ下げが出来なかったのですが、これで楽々出来るようになります。
このポールに80/40mのダイポールアンテナを取り付けます。全長が約26mあるので、タワーからポール迄ギリギリの状態です。タワーやポールの影響を極力避けたいので、ポール側のトラップから先のエレメントをベントする方法にしました。
エレメントの途中にクレモナロープを取り付け引っ張ります。
ポールのステーを張り直して完成です。調整は後日行うことにしました。残すはタワーのワイヤー交換です。
さて、業者さんが引き上げたところで、VDPを考察することにしました。共振点が下がってしまったのが?なのですが、このままエレメントを短くするという強硬手段もあります。しかしVDPはエレメントの脱着が容易でありませんので、他の方法も検討する必要がありそうです。
ダメもとですが、MM社に状況をメールしました。
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翌日返事がきました。
『コメットバランと相性が悪いと思うので、付属のコアで充分ですから元に戻してください』
との回答でした。このバランは30mの水平DPで普通に使えていましたから、問題ないと思うのですが、念のためコアを挿入した給電用のケーブルを作りました。次回ワイヤー交換の際に付け替えて見ることにします。