最近出張続きで、ブログをアップする気力が失せており、更新が遅れております。はい。言い訳です。
実は、もう1か月前の8月25日にアンテナ工事を行っておりました。メニューは以下の通りです。
・エレベーターのブームキャッチ取付け
・VUのGPを撤去しVDP(30,17,12m)に交換
・ローテーターケーブルの交換
・G5RVを80/40mDPに張替と同軸ケーブルの交換
・20m&6mのブームステー張り調整
・タワー&エレベーターの点検
「HAMなら自分でやりなさい!」とOMから叱咤されそうですが、なにせ高所は大の苦手です、知人に手伝っていただいても、万が一事故になったら取返し付かないので、今回は全てお任せしました。(もちろん自分で出来るところはやります)
さて、業者さんは9時頃いらっしゃいました。事前に工事内容をパワポでお知らせしていたので、打ち合わせはスムーズでした。先ずはブームキャッチの取付です。
左右の取り付け位置が異なるので、一方にカラーが入っています。
取付完了です。アンテナを降ろすと
こんな具合にはまります。ただしワイヤーにテンションを掛けておかないと、全重量が20mのアンテナに掛かってしまうので、軽く触れるところで停める必要があります。
続いてGPを撤去し、20m&6mの伸びたブームステーを調整しました。私は登ってもここが限界です。(^^; 登れたところで、作業まで出来る自信がありません。
デベロープを使用しているのですが、ワイヤークリップで一度留めたところが潰れているので、そこから破断してしまいます。なので、ギリギリの所で詰めてもらいました。
さらにWARCバンドのVDP(ミニマルチRVN3DX)を取り付けます。
タワーとエレベーター/ワイヤーの点検です。最上部まで登ってから、確認しながら降りて行きます。見ているだけでも怖いです。
降りてきたところで、状態の説明を受けました。タワーは問題ないが、プーリーが懸念との事でした。
左側が薄くなっています。(※後に外した画像です)
(前回交換したプーリー 2017年11月撮影)
このプーリー3年前にアルミ製から真鍮製に交換したものです。前回交換時に、片方が摩耗しているのは、マウントのズレが原因では無いか?という事でしたが、とりあえずプーリーだけ交換して様子を見ることにしました。しかし今回の点検で早くも摩耗が発見されました。いずれ早い段階で交換が必要でしょうが、マウントがズレていれば、また、同じことになりそうです。幸い、前回交換時にマウントを用意していたのが、在庫としてあるそうなので、プーリーと合わせて交換することにしました。「作業はいつ出来ますか?」と聞いたところ、「明日どうですか?」との返事にビックリ。どうやら8月は暑いので、あまり予定を入れていないそうです。なるほどですね。
午後はローテーターのケーブル交換を行って頂いている傍らで、VDPのマッチング状態を調べました。
17,12mは問題ないのですが、30mはマッチングが取れていません。共振点も若干高めです。どうやら下に設置してある6mのブームが影響し、インピーダンスが下がっている様です。
さてどうしようかと思い悩んでいると、師匠よりヘアピンマッチにしてはどうか。とアドバイスを頂きました。おまけに作って頂けるということで、思いっきり甘えてしまいました。早速作成して頂き、翌日プーリーの交換前に伺うことになりました。感謝感謝です。
さて、現場ではローテーターのケーブル交換も終盤です。全長40mもの長さを暑い屋根の上を這わすのは大変です。おまけにDP用の同軸もセッティングし、シャック迄引き込んだところで今日の作業は終了となりました。
明日はプーリーの交換とDP用のマストに滑車を取り付けます。VDPにはヘアピンを付けてどうなるか実験です。